本醸造酒
純米酒に近い香りと風味を持ち、香は控えめで純米よりも淡麗でまろやかなでキレのある日本酒です。
お米の外殻を3割以上(いわゆる精米歩合70%以下)に削った白米を原料に用い醸造アルコールを添加して造りますがその添加量は、原料に用いる白米の総重量の10%未満と規定されています。
楽しみ方としては一般的に、6~8℃の冷酒から、20℃前後の常温で飲むのがおすすめで、冷酒ならキレと爽快感が増しすっきりとした味わいを楽しめます。
ただし冷やし過ぎは本醸造酒の風味が損なわれてしまう恐れがあります。
常温ですと、口当たりが良くそのお酒本来の味わいを楽しむことができ、またお燗で楽しみたい場合は、コクが深く芳醇なタイプの本醸造酒がおすすめ。ただし熱くしすぎると、これまた本醸造酒のすっきりとした飲み口が失われることがあるため、お燗にする時は、少しぬるめがベストでお好みで少しずつ上げてみましょう。